【資格試験】G検定2020#1受けてみた
受験料が高いとか協会がちょっとアレとかで、一部界隈には話題のG検定を受けました。理由は会社が受験料を持ってくれるからオモシロソウダナーと思ったからです。
結論だけ先に書いておくと、紙ベースの参考書問題集が全く当てになりませんでした。まだ合否通知は来ていませんがおそらく落ちているかと思います。受かっていました。驚き。
届いた合否通知メールによると今回の受験者数と合格者数は以下の通りのようです。
総受験者数 | 合格者数 |
---|---|
6,298 | 4,198 |
G検定とは
JDLAが主催しているディープラーニングに関する試験で、詳細は以下抜粋。
当協会は、ディープラーニングに関する知識を有し、事業活用する人材(ジェネラリスト)と、ディープラーニングを実装する人材(エンジニア)の育成を目指します。 各々に必要な知識やスキルセットを定義し、資格試験を行うとともに、協会が認定した事業者がトレーニングを提供します。各々年二回実施予定。日進月歩する技術であることから、検定・資格実施年毎に実施年号を付与します。
とりあえず、ジェネラリスト向けとされているG検定を受けました。日時は3月14日の13:00〜でした。詳しく知りたい場合は以下が参考になると思います。
購入書籍
以下の2つを買いました。試験にはあまり役には立ちませんでしたが、昨今より少し前のディープラーニングが盛り上がり始めたあたりを俯瞰して勉強できました。読み物として面白いです。あとは、「ディープラーニングって何?」などと聞いてくるググらない管理職とかに渡すにも良い本だと思います。
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https://www.amazon.co.jp/徹底攻略-ディープラーニングG検定-ジェネラリスト問題集-スキルアップAI株式会社-明松/dp/4295005665/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=www.amazon.co.jp
勉強方法としては、どちらの本も単語を聞いたら大体の説明ができるくらいを目処に読みました。ただし、歴史とか昔からの変遷みたいなものを覚えるのが致命的に苦手なので、そこはググラビリティに賭けました。ナントカ博士が人工知能について述べたナントカ会議が開催された年、とかは覚えていません。
試験内容について
120分の試験で、問題数は217問でした(うろ覚え)。
ざっくりだとしても1分に2問弱は回答しないと間に合わないし、見直しやチェックをしたい人はもっと早く回答しなければなりません。
が。
今回は(深層)強化学習と自動運転と法律系の問題のオンパレードでした。途中に出てきた三平方の定理やベイズの公式に和んだと思ったら、果てはドローンの問題まで出るという。
一番面倒時間がかかるのは法律系の問題で、単純に法令や条文、判例が長くひとまとまりの自然言語なので、検索しても選択肢との整合を確認する時間がかなり取られます。全く見たことも聞いたこともない問題文で、「適切なものを選べ」ならまだ良いのですが「適切でないものを選べ」だともうお手上げ状態です。
150問目くらいまでこの傾向が続き、そろそろ時間もなくなってきたしこれは落ちる気しかしない……と諦めかけたあたりで、問題集に載っているような基礎知識問題がポツポツと出始める鬼仕様でした。
この試験が始まったばかりであり、使用技術の進化のスピードが早く、それに伴う法改正や問題が日々出てくるという特性からも、問題集や参考書を買って地道に勉強するというよりは、日頃からディープラーニング系のニュースを気に留めることができる人向けの試験かもしれません。
もし次に受けるとしたら
教科書だけ買って読んで、あとは日頃からニュースを見て覚えておく……?とか?
ベタープラクティスは分からない。
次は統計検定受けてみようかなと思ってます。とりあえず3級から。